ガダルカナル島の日章旗、80年ぶり故郷・郡山へ?

激しい太平洋戦争中の1942年、ソロモン諸島のガダルカナル島で戦死した郡山市出身の宇波山民夫さんの国旗が22日、米国から遺族に返還された。国旗は22日、米国から遺族に返還された。
 郡山市遺族会や宇南山さんの遺族によると、民雄さんは1919年(大正8年)生まれ。同年11月にガダルカナル島で砲弾の破片を腰と腕に受け、戦死した。
渡辺副社長(左)から日章旗を受け取る宇奈山洋子さん(1月22日、福島県郡山市役所で)。
 1943年1月、ガダルカナル島に駐留していた米軍兵士チャールズ・マーコットが地元住民から日章旗を受け取り、島に持ち帰り大切に保管した。それを受け継いだ息子のロバートさんがOBONに提供した。日本遺族会などの確認で返還が実現した。
 郡山市役所を訪れた宇奈山さんの亡き妻、陽子さん(80)は、同市遺族会の渡辺守久副会長から「武運長久」などと書かれた日の丸を受け取った。民雄の魂が旗とともに帰ってきたことを、お墓の前で報告したい。みんな喜んでいると思います」。
 式典に出席した品川萬里市長は「日米の親善リレーで日の丸の返還が実現しました。世界中で戦禍が続く中、一日も早く平和と秩序が保たれることを願っています。